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2009年4月19日

 ■ レッドクリフ Part2 未来への最終決戦
待望のレッドクリフのPart2を見てきました。
実は公開直後の先週に観たのですが、
いろいろあってレビューを書くことができませんでした。
わざわざ三国志検定まで受けたファンとしては、
Part1がかなり中途半端なところで終わってしまったので、
とても楽しみにしていました。

ネタバレしたところであまり問題のない作品だと思いますが、
(そもそもベースは三国志の赤壁の戦いだし)
自分で観るまで情報は欲しくない!という人は、以下の内容は読まないでください。

  * * * * *

かなり期待して見に行きましたが、期待を裏切らない完成度でした。
ややもすると大味になってしまいがちなストーリーだと思うのですが、
赤壁の戦いの豊富なエピソードもうまく盛り込まれており、
最初から最後まで飽きることなく観ることができました。
孫尚香や小喬の動きが少し派手すぎやしないかい?というところもありますが、
映画として、彩りが増したように思います。

連環の計を仕掛けたのが龐統でなくなっているとか、
黄蓋の苦肉の計のシーンがカットされているなど(ストーリーとしてフォローはある)
ちょっと残念な部分もありますが、
周瑜の策で蔡瑁と張允を除いたり、諸葛亮の策で十万本の矢を得るシーンがあるなど、
三国志ファンとしてもかなり満足できると思います。
諸葛亮がクライマックスである東風を予言するシーン、
そして散々待たされた赤壁の戦いのシーンは、さすがに大迫力で引き込まれます。

あと、おもしろかったのが、エンディングで荀攸や顧雍などといった、
お前いつ出てきた?という名前が、スタッフロールに出てくること。
あと、中村獅童さんの役名が甘寧でなく、
なぜ架空の「甘興」という名前になっているのかも、何となくわかります。
そして何よりも諸葛亮役の金城武さん。
これまであまり好きではなかったのですが、本当にカッコ良かったです。

三国志を知らない人にとっても十分に楽しめると思いますし、
知っている人にとってはいろいろと見所のある映画だと感じました。

投稿者 チカモチ : 2009年4月19日 23:58

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