2009年3月14日
■ 文章題について考える。
1月から3月の間、会社の研修の一環でビジネススクールの、マーケティングの講座を受けています。
現在は長期休暇中なのですが、単位が取れないと
半額が自己負担になってしまうので、がんばって出席しています。
毎回、ちょっとしたレポートのようなものが課せられるので、
それなりに大変ですが、その分とても勉強になっています。
で、次回のテーマは、とある会社を題材に
生産財(鉄骨とかネジとか、物を作るのに必要な製品)の
価格設定についてなので、予習をしています。
ざっくり言うと、「それを使うとX時間節約できるからY円で売れるね」
みたいな感じのことを、いろいろな資料から導き出しています。
今回は海外旅行をはさんだのであまり時間がなく
(NYにもテキストを持っていたけど、予想通り一度も開かなかった)
ちょっとどきどきしています。
久しぶりに数式(とはいっても「+-×÷」の四則演算くらい)と格闘していて、
ふと、小学校時代にやった算数の文章題とやってることは同じだなーなんて思いました。
そんなわけで、文章題を解く際のルールについて、
いくつか思い出したことをまとめてみます。
■イコールが成り立っていないといけない
例題
ケンヂくんがりんごを2個、オッチョくんがみかんを3つ持っています。
そこへヨシツネくんが梨を4つ持ってきました。
ぜんぶで果物はいくつになったでしょう?
よくある間違いの例
2 + 3 = 5 + 4 = 9(個)
※だって、イコール、成り立ってないじゃん。
■問題にない数字は(円周率とか以外は)使ってはいけない
例題
50円玉4枚と100円玉3枚で、合計いくらでしょう?
よくある間違いの例
200(円) + 300(円) = 500(円)
※200円とか300円とか、どっから出てきたんだよー!
■かけ算では前の数字が答えの単位になる
例題
50円玉4枚で、いくらになるでしょう?
よくある間違いの例
4(個) × 50(円) = 200(円)
※これだと、答えの単位は「円」じゃなくて「個」になっちゃう。
何でこんなことを思い出したかというと、
今回レポートを書いていて、「よくある間違い」を
気づかずに自分でやってしまっていたから。
ヘキサゴンとか見ていて「羞恥心、バカだなー」とか思っていても、
いざ自分でやる時になると、案外こんなことも忘れているもんです。
てか今、改めて見てみると、揚げ足取りの
いやがらせみたいなルールのようにも感じるな。。。
投稿者 チカモチ : 2009年3月14日 00:47
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コメント
文章題を解くときのルールは唯一「論理的に正しい説明がされていること」だけじゃない?少なくとも最後のやつはどっちでも良いはず。実数における乗算が交換法則を満たすことは自明としても問題ないと思うから。
投稿者 あんでぃ : 2009年3月14日 12:36
確かにそうなのだが、中学受験のせいもあってか小学校時代にはそう習いました。今はどうだか知らないけど。
投稿者 チカモチ : 2009年3月16日 00:54
私も中学受験組なのですが、行ってた学校の受験が「どんな手段を使ったとしても理論的に筋が通っていればマル」という学校だったのでこーいう感じに。確かに個人的には算数では雅さは重要だと思いますが。
投稿者 あんでぃ : 2009年3月16日 01:29