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2009年4月26日
■ 名探偵コナン 漆黒の追跡者
名探偵コナンの最新版映画を観てきました。ボクは昔からコナンが大好きで、
今でも、アニメも映画も欠かさず観ています。
特に今回は、コナンの中心となる謎である「黒の組織」がらみの
エピソードなので、すごく楽しみにしていました。
いつものようになるべくネタバレをしないように書くつもりですが、
推理モノの作品ということで、ネタバレが気になるという方は、
ここから先は読まないでください。
* * * * *
コナンの映画はほとんど観ていると思いますが、
今回の作品が、個人的には最もおもしろかったです。
ある共通点のある連続殺人事件と、その謎という内容ももちろんありますが、
これまで出てきたメジャーどころの警察関係者総登場、
しかし、その中に「黒の組織」のスパイが含まれている?
というあたりが、一番の見所だと思います。
また、これまでの「黒の組織」のメンバーが総登場したり、
テレビアニメ版のエピソードが伏線になっていたりするなど、
ファンにとってはさらにうれしい内容になっています。
コナンくん、平次、毛利小五郎、そして佐藤&高木刑事たち警察関係者という、
それぞれが、それぞれの役割を果たしてクライマックスに向かい、
ジン、ウォッカ、ベルモットら「黒の組織」と対決する、というストーリーが
緊張感にあふれており、上映時間がすごく短く感じました。
脇を固める警察関係者たちのキャラクターもうまく発揮され、
ほぼすべての伏線が破綻なく回収されているところも見事です。
「踊る大捜査線」のときもそうだったのですが、
伏線を確認するために、もう一度最初から観たくなってしまいます。
アニメということで子供むけのイメージがあると思うのですが、
最後まで気を抜けずに楽しめます。
と、言うよりも、伏線がいろいろと複雑に絡み合っていますので、
子供が理解できるのか、ちょっと不安になったりも。
純粋にサスペンス映画として、十分満足できる作品だと思います。
投稿者 チカモチ : 2009年4月26日 23:05
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