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2009年6月13日
■ ROOKIES -卒業-
ルーキーズの映画版を観てきました。本当は先週行きたかったのですが、急な週末仕事で行けず、
今週やっと観ることができました。
ルーキーズは原作のマンガの時からファンで、ドラマも毎回楽しみに見ており、
映画版もものすごく期待していました。
ドラマ版では安仁屋と因縁のあるはずの川上の笹崎高校戦がスキップされ、
また、赤星・濱中抜きで目黒川高校戦(上地雄輔さんがピッチャー役でした)
が終わってしまっていたので、映画版でどんな形の話になるかが楽しみでした。
ストーリーは青春映画の王道といえるもので、意外性はあまりないのですが、
いちおう、今回もネタバレをしないようにレビューするつもりです。
どうしても気になるという方は、ここから先は読まないでください。
* * * * *
期待を裏切らず、すごくおもしろかったです。
てか、期待以上でした。
原作つきの映画の場合、必要以上に説明が冗長になったり、
逆に描写が荒くなったり、といったことがよくあると思うのですが、
そういったことをまったく感じずに、テンポよく物語に入り込めました。
ストーリーはまったく奇をてらっておらず、
ここはいわゆる「泣かせる」シーンだよなー、というのが予測できたりするのですが、
あまりにストレートなので、思い通りに感動させられてしまいました。くそう。
平塚の悪球打ちや、新庄の「掌(たなごころ)」の逸話など、
原作やドラマ版を知らないと意味が通じるのかな、と思えるシーンもありますが、
知らなくても十分楽しめると思います。
あと、これは有名な話ですが、ニコガクのの選手は阪神タイガースの選手名を
ライバル高の選手は主に巨人の選手の、
それぞれ苗字と名前を組み合わせたものになっています。
川上貞治=川上哲治+王貞治、みたいな感じで。
最後のシーンにそれぞれの名前が呼ばれるシーンがあるのですが、
例えば、
新庄慶(城田優さん)=新庄剛志+井川慶
岡田優也(佐藤健さん)=岡田彰布+安藤優也
だよなー、なんていちいち思ってしまいました。
でも赤星奨志はわからなかったなぁ。遠山とはまたシブいところを。
あと、エンドロールで横浜ベイスターズの「ハマの番長」こと
三浦大輔さんの名前がありました。どこに出ていたんだろう??
ドラマの時の川藤幸三さんのゲスト出演といい、
野球ファンにとってうれしいサプライズです。
冒頭にも書いたように、王道中の王道と言える青春ストーリーですが、
純粋に、そして素直に感動できました。
でも、泣くのって、意外と体力使いますね。観終わって、かなり疲れました(笑)
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笹崎高校戦は原作ではこのあたり。
赤星加入でニコガクの選手層が厚くなり、名シーンも多いです。
改めて読んでみると、五十嵐隼士さん演じる湯舟は、
原作とかなり髪形がちがうんですね。
投稿者 チカモチ : 2009年6月13日 22:28
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